中1 「鉛筆によるグラデーション」2時間
①H鉛筆の濃さを把握
②6B鉛筆の濃さを把握
③擦筆の使用方法を体験
評:初めてのグラデーションではなく、学校で一度描いた経験があるため、非常に丁寧な仕上がりになっている。ただし、タッチとべた塗りにムラがあり、Hによる明るいトーンの展開が弱め。縦横斜めに描いて斑が無いように助言。それでも斜めの線が強調されて仕上がった。中1・12才の時点で、能力の限界まで描き込めたようです。たいへん良くできました。
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中1 「ラボルト像鉛筆デッサン」画用紙に6時間
①全くの初歩のため構図の取り方、中心点の設定方法を学習
②目鼻口顎下等の比例、鉛筆で測る方法を練習
③陰影の付け方、描き方のステップを学習
評:初めて描く場合の基本姿勢、イーゼルの配置方法、椅子とイーゼルの距離の取り方、デスケルの使用方法、鉛筆の使い方等を指導。デッサンという言葉を初めて聞いたために、素描について初歩的な事々を解説し、必要用語を説明。 |
空想画 6時間仕上げ 初めてのアクリルガッシュ
作:ゲームソフトのイメージを思い出し、その一場面を描いてみた。観察絵画よりアニメーションを題材にした方が描きやすい。
評:中一としては、構成力がある。この絵に取り掛かる前に、ミニ石膏像の形を描く練習を1ヶ月間続け、観察表現力をこの時期で可能な限り伸ばした。その結果、右の絵のように輪郭線を比較的正確に描けるようになった。
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観察絵画 F6号キャンバスに油彩の予定
作:指導無しで、本人が自力で輪郭線を描く。
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油彩画F6
初回は平面的に塗りつぶし、ひとつひとつ部分的に陰影を付ける方法で、丁寧な描き方をしている。初めてキャンバスに油彩画を描いた作品としては、新鮮な感じがする。制作過程で中間の状態。
【塑像-自由課題】
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油彩画 F6 中1(13才)
初めての油彩画。陰影法についてはまだまだ不十分な年齢であるが、影を描く方法が解り始めた。テーブルの影は左右からの照明のために、そのように見えるという感想だった。 |
粘土塑像(自由課題イメージ) ドラゴン 中1 サイズと骨組みを設定。粘土塑像は、学校の授業で紙粘土作りの経験があり、骨組みが未経験のため、骨組みの作り方指導をする。
輪郭は中1の本人が描き、骨は3Dでも使用するので先生が指導。
(アルミ針金、麻ひも、裁縫糸、ペンチ、ハサミ、油土を用意)
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アルミ素材を骨として使用すると麻ひもが滑り、固定できないので
最初は裁縫糸できつく縛る。脚は長めに切り、曲げたり折ったりできるようにして骨組みを組み立てる。3Dでも動かすには骨を作らなければならない。 |
粘土塑像(自由課題イメージ)ドラゴン中学1年 アバターに登場するドラゴンを思い出して作成した非観察塑像。一度学校でドラゴンを粘土で作り、クラスで1番巧くできたので、再び挑戦。絵画より、粘土や技術工作で何かを作る方が得意。両翼は粘土で作るべきなようだが、薄く引き伸ばして固定する方法にアイディアが必要。この場合、金網の切れ端を使用するしかない。目玉はガラスかプラスチック製ビーズ玉、瞼は粘土等。
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中学1年 背中を翼にするか、背ビレにするか迷った末、作りやすい背ビレを選択。油粘土製ドラゴン。たいへん良くできました。前脚と足の形が観察不足で迷いのある形になりました。(主人以外、母にも娘にも、なつかない凶暴な犬を飼っている家庭なそうです。それで顔と足を犬の形にした事が理解できました。納得) |
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「上中下の楕円形と立体感の出し方Ⅰ」
上中下の楕円形が逆パースペクティブ。立体感は巧く描けているが、本人は逆パースペクティブに気づいていない。
デザイン中2 「4種類のパースペクティブ練習」
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「上中下の楕円形と立体感の出し方Ⅱ」
上中下の楕円形と輪郭線を初期段階で訂正し、形を書き直してから陰影を付けた状態。正確な楕円形をまだ自力で描けないが、指導によって徐々に解り始めている。
デザイン中2 「2点透視図法による半透明の色立体」自由応用 |